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細胞診固定法の比較検討—Cytoropの使用経験を中心として
著者: 福元茂1 小牧謙蔵1 久保佳子1 高橋紀代子1 岡田聰1
所属機関: 1神戸大病院中検病理
ページ範囲:P.497 - P.500
文献購入ページに移動塗抹細胞診における検体処理の問題,特に固定法の巧拙は以後の診断に多大の影響を及ぼすことは衆知のとおりである.
従来から固定液はエーテル・アルコール(E-A)が最良とされ,その他種々の固定液が追試考案され,数多くの固定法が報告されている.われわれも日ごろから種々研究し,安定性と簡素化を図っている.今回はCytoropの固定液の使用経験について,従来のE-A法との比較検討を試みた.
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