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技術解説
臨床検査に使ったRIの正しい廃棄のしかた
著者: 望月尚文1
所属機関: 1放射線医学総合研究所技術部放射線安全課
ページ範囲:P.559 - P.563
文献購入ページに移動 放射性同位元素(RI)は核医学の分野でも活発に利用されており,今後も検査技術の進歩,放射性薬品の開発に伴って,利用件数も使用場所も増加するものと思われる.しかしながら,その廃棄物は,取り扱いのいかんによっては深刻な社会不安を起こしかねない不要物であり,ことに公害問題の騒がしい今日では一層痛切に感ぜられるところである.
一口にRIの廃棄といっても,いくつかの段階がある.臨床検査室で廃棄物を容器に投入する段階もあれば,廃棄物を廃棄業者に引き渡したり,廃棄設備でいろいろな処理を行なったりする廃棄の段階もある.この稿では,臨床検査室のテクニシャンの参考になる段階の廃棄を中心として説明し,いわゆる保健物理担当者の行なう濃縮・焼却固型化などの処理については言及しないことにした.RI廃棄は,その歴史も浅く,技術的にも未解決な問題が多いが,正しい廃棄を行なう場合の参老に供したいと思う.
一口にRIの廃棄といっても,いくつかの段階がある.臨床検査室で廃棄物を容器に投入する段階もあれば,廃棄物を廃棄業者に引き渡したり,廃棄設備でいろいろな処理を行なったりする廃棄の段階もある.この稿では,臨床検査室のテクニシャンの参考になる段階の廃棄を中心として説明し,いわゆる保健物理担当者の行なう濃縮・焼却固型化などの処理については言及しないことにした.RI廃棄は,その歴史も浅く,技術的にも未解決な問題が多いが,正しい廃棄を行なう場合の参老に供したいと思う.
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