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研究
梅毒血清反応の検討(Ⅱ)—主として臨床診断からみたFTA-ABS,TPHAの成績について
著者: 吉岡秀雄1 磯部淳一1 篠原紀美代1 庄野和子1 山中学1
所属機関: 1徳大病院中検
ページ範囲:P.594 - P.597
文献購入ページに移動このBFPを除外する方法としてTPを抗原とした検査法の開発が進められ,1949年Nelsonら1)によりTPIテストが発表されたのを端緒として,種々の方法が考案されている.—ところで,このTP反応にも求められることは,まず第1に鋭敏度,特異度が高いこと,もう1つは日常の臨床検査に導入が可能な,技術的に簡単な検査法であることの2点である.当検査室においても多年STS,TP反応について比較検討を行なっているが,前回,STS3法,RPCF,FTA−200,TPHAについて検討を行なった結果,TP反応においても,なお鋭敏度,特異度において問題があることを指摘した2).
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