文献詳細
ノモグラム・19
文献概要
解説 血清中カルシウムはタンパクと結合して非透析性・結合性と呼ばれている形と遊離型で透析性・イオン型と呼ばれている2つの状態がある.一方,無機リン酸とカルシウムイオンとが溶解積の法則に従っているので,全カルシウム量がこれらの因子によって左右されているものと考えられる.Peters Eisersonは多くの分析値を整理して,成人について次の式がほぼあてはまるものとした.
総カルシウム量(mg)=−0255・P (mg)+0.556・タンパク(g)+7
総カルシウム量(mg)=−0255・P (mg)+0.556・タンパク(g)+7
掲載誌情報