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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻7号

1971年07月発行

文献概要

ノモグラム・19

血清カルシウム,タンパク,無機リンの相互関係

著者: 松村義寛1

所属機関: 1東女医大生化学

ページ範囲:P.645 - P.645

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 解説  血清中カルシウムはタンパクと結合して非透析性・結合性と呼ばれている形と遊離型で透析性・イオン型と呼ばれている2つの状態がある.一方,無機リン酸とカルシウムイオンとが溶解積の法則に従っているので,全カルシウム量がこれらの因子によって左右されているものと考えられる.Peters Eisersonは多くの分析値を整理して,成人について次の式がほぼあてはまるものとした.
総カルシウム量(mg)=−0255・P (mg)+0.556・タンパク(g)+7

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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