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ノモグラム・19
血清カルシウム,タンパク,無機リンの相互関係
著者: 松村義寛1
所属機関: 1東女医大生化学
ページ範囲:P.645 - P.645
文献購入ページに移動 解説 血清中カルシウムはタンパクと結合して非透析性・結合性と呼ばれている形と遊離型で透析性・イオン型と呼ばれている2つの状態がある.一方,無機リン酸とカルシウムイオンとが溶解積の法則に従っているので,全カルシウム量がこれらの因子によって左右されているものと考えられる.Peters Eisersonは多くの分析値を整理して,成人について次の式がほぼあてはまるものとした.
総カルシウム量(mg)=−0255・P (mg)+0.556・タンパク(g)+7
総カルシウム量(mg)=−0255・P (mg)+0.556・タンパク(g)+7
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