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Amylase Test ‘第一’による血清アミラーゼ測定法—その基礎的性状の検討成績
著者: 佐々木禎一1 大水幸雄1 種村邦子1
所属機関: 1札医大病院中検
ページ範囲:P.714 - P.719
文献購入ページに移動従来血清中のα-アミラーゼ活性測定法として各種が報ぜられてきているが1,これらはamyloclastic法とsaccharogenic法とに2大別される.しかし,そのいずれもいくつかの欠点を有しており,そのため適切な測定法の普及が遅く,いまだ古典的Wohlgemuth法によっているところもかなり多い実情である2,3).
ごく最近Rinderknechtら(1967)4)がRernazolbrilliant Blue Rと結合させたデンプン粒子,すなわちchromogenic substrateを基質とする方法を報告した.次いでReactone Red 2B-arnylopectinを用いる方法がBabsonらにより報ぜられ5),1970年代になってからもKleinら6),Babson7)らが同じくこの方法を発表している.
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