icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻7号

1971年07月発行

文献概要

新しいキットの紹介

Amylase Test ‘第一’による血清アミラーゼ測定法—その基礎的性状の検討成績

著者: 佐々木禎一1 大水幸雄1 種村邦子1

所属機関: 1札医大病院中検

ページ範囲:P.714 - P.719

文献購入ページに移動
はじめに
 従来血清中のα-アミラーゼ活性測定法として各種が報ぜられてきているが1,これらはamyloclastic法とsaccharogenic法とに2大別される.しかし,そのいずれもいくつかの欠点を有しており,そのため適切な測定法の普及が遅く,いまだ古典的Wohlgemuth法によっているところもかなり多い実情である2,3)
 ごく最近Rinderknechtら(1967)4)がRernazolbrilliant Blue Rと結合させたデンプン粒子,すなわちchromogenic substrateを基質とする方法を報告した.次いでReactone Red 2B-arnylopectinを用いる方法がBabsonらにより報ぜられ5),1970年代になってからもKleinら6),Babson7)らが同じくこの方法を発表している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?