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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻9号

1971年09月発行

文献概要

グラフ

骨髄腫の種々相

著者: 今村幸雄1

所属機関: 1東大第3内科

ページ範囲:P.849 - P.852

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 骨髄腫の血清,あるいは尿中にはほとんどすべての症例(本症の98-99%)にmonoclonal γ-globulin(M-成分―骨髄腫タンパク,Bence Jones protein)がみられる.したがってこのM-成分の検査は骨髄腫の診断にきわめて有力である.アガロース高圧電気泳動法,カンテン免疫電気泳動法,薄層ゲルクロマト法による骨髄腫異常タンパクの種々相を示す.ただし血清中のmonoclonal γ-globulinは他の疾患でも観察される場合のあることを心にとめておくべきである(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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