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研究
結核菌耐性検査におけるリング拡散法の研究—第3報 2次薬についての検討
著者: 平峰繁1
所属機関: 1国立療養所貝塚千石荘研究検査科
ページ範囲:P.89 - P.92
文献購入ページに移動 特定のシャーレに作った1%小川培地に菌を接種し,ディスクの薬剤をドーナツ状に拡散させてその耐性度を測定するリング拡散法1)は,SM,INH,PAS,KMの4剤が2枚の培地で行なえることを先に報告2)したが,今回はTH,EB,VM,CPMについて,稀釈法と本法との相関関係からそれらの成績判定表を作成するとともに,直立拡散法との比較も行なったので,合わせてここに報告する。
なおCSについては,150例ほど行なったが,市販のディスクが20mcg感性菌でも阻止帯が0という結果であり,Lot NO.を替えてもディスク中のCS力価が相当ドロップしていて,短い阻止帯しか形成しなかったので一時中止し,改めてメーカーに品質のよいディスクの作製を依頼して,目下実験を継続中である.
なおCSについては,150例ほど行なったが,市販のディスクが20mcg感性菌でも阻止帯が0という結果であり,Lot NO.を替えてもディスク中のCS力価が相当ドロップしていて,短い阻止帯しか形成しなかったので一時中止し,改めてメーカーに品質のよいディスクの作製を依頼して,目下実験を継続中である.
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