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検査室の用語事典・1【新連載】
一般検査,血液学的検査
著者: 寺田秀夫1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.104 - P.105
文献購入ページに移動1) Acid-base balance;酸・塩基平衡
細胞外液中には,陽イオン(塩基)としてNa+,K+,Mg++,Ca++があり,陰イオン(酸)としてCl—,HCO3—,SO4—,HPO4—,有機酸イオン,タンパクイオンなどがある.これらの陽イオンと陰イオンとがバランスを保とうとする状態を酸・塩基平衡と呼び,その陽も重要な緩衝系は,炭酸重炭酸系(H++HCO3—⇄H2CO3⇄CO2+H2O)である.比較的陽イオンが多くなった状態をアルカローシス,陰イオンが多い場合をアシドーシスという.
細胞外液中には,陽イオン(塩基)としてNa+,K+,Mg++,Ca++があり,陰イオン(酸)としてCl—,HCO3—,SO4—,HPO4—,有機酸イオン,タンパクイオンなどがある.これらの陽イオンと陰イオンとがバランスを保とうとする状態を酸・塩基平衡と呼び,その陽も重要な緩衝系は,炭酸重炭酸系(H++HCO3—⇄H2CO3⇄CO2+H2O)である.比較的陽イオンが多くなった状態をアルカローシス,陰イオンが多い場合をアシドーシスという.
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