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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻10号

1972年10月発行

文献概要

カラーグラフ

酵素抗体法

著者: 亀谷徹1 小林孝好2

所属機関: 1慶大病理 2ヘキスト・ジャパン研究所

ページ範囲:P.1064 - P.1065

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 酵素抗体法は免疫組織化学の1つの方法として螢光抗体法,フェリチン抗体法とともに組織内,細胞内の特異物質の局在を証明するのに,近年形態学上多方面に利用されはじめている.本法は通常の顕微鏡で細胞内のホルモン,その他の物質の存在場所を色(褐色や紫色など)として観察できるので,その実用性は大きく,将来検査室で大いに駆使されるものと思われる.さらにこの方法は他の2方法の利点をあわせもって電子顕微鏡による観察に応用できる(技術解説参照).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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