文献詳細
文献概要
検査室の常用機器・4
遠心機,振盪器
著者: 北村清吉1
所属機関: 1東京医歯大・付属臨床検査技師学校
ページ範囲:P.1122 - P.1126
文献購入ページに移動 物質の分離,混合を行なう物理的方法として,電動機を回転源とする方法が多く用いられている.
電動機の回転軸に回転体(ロータ)をつけた遠心機は,日常の検査において血清分離や血球洗浄,尿中の有形物沈渣などに常用されている.これらの構造や取り扱い方,原理については文献などを参照していただきたい,また,試薬の混合などには電動機の回転軸からギヤー,摩擦式回転伝達板,回転軸と回転台とのエキセントリック結合による方法などにより,撹拌や振盪を実現するという方式が多い.
電動機の回転軸に回転体(ロータ)をつけた遠心機は,日常の検査において血清分離や血球洗浄,尿中の有形物沈渣などに常用されている.これらの構造や取り扱い方,原理については文献などを参照していただきたい,また,試薬の混合などには電動機の回転軸からギヤー,摩擦式回転伝達板,回転軸と回転台とのエキセントリック結合による方法などにより,撹拌や振盪を実現するという方式が多い.
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