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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻10号

1972年10月発行

文献概要

新しいキットの紹介

血清遊離脂肪酸測定試薬(NEFA・栄研)の検討

著者: 前畑英介1 水口清美1 中甫1

所属機関: 1三井記念病院中央検査部

ページ範囲:P.1149 - P.1152

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 今日,最も繁用されている血清遊離脂肪酸(以下,NEFAという)の測定法にはCu錯体を用いたDuncombe1,2),Itayaら3,4)およびLaurellら5)の方法などがあり,またCo錯体を用いたNovák6)およびElphick7)法などがある.
 NEFA測定を原理的に大別11)すると,血清からクロロホルムなどの有機溶媒でNEFAを抽出し,抽出されたNEFAを選択的にアルカリ水溶性の錯金属と配位結合させて,この配位された金属をキレート呈色剤で発色させて比色定量する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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