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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻10号

1972年10月発行

文献概要

検査機器のメカニズム・10

自動生化学分析装置

著者: 瓜谷富三1

所属機関: 1東芝KK医用機器事業部

ページ範囲:P.1158 - P.1159

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1.自動生化学分析装置
 この装置は臨床検査自動化の花形で,本誌でもたびたび紹介されているので,前書きを要しないであろう.この種の装置は分析操作の違いから,フローシステムとバッチシステムに分かれる.前者はチューブに順次試料,希釈液,試薬を混合して流し,透析,加熱などの操作を加えて発色させ,比色計で分析結果を出す.一方バッチシステムは,用手法と同じく試験管の中で反応させる方式で,その過程を自動化したものである.フローシステムはテクニコン社の特許で有名な,すぐれた方式である.一方バッチシステムも,用手法との相関,融通性などの点で特徴をもっている.
 ここではフローシステムを中心にそのメカニズムを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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