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検査室の用語事典・10
血液学的検査
著者: 寺田秀夫1
所属機関: 1聖路加国際病院内科臨床病理科
ページ範囲:P.1160 - P.1161
文献購入ページに移動59)6-Mercaptopurine(6-MP);6メルカプトプリン
急性骨髄性白血病に対して最も有効な薬剤の1つで,プリン拮抗剤に属し細胞内でチオイノシン酸(thioinosinic acid)に合成されて,核酸合成阻害効果を示す.普通経口的に1日50-150mgを単独またはステロイドホルモンと併用して用いる.また多剤併用療法の1つの薬剤としても用いられる.副作用は骨髄抑制,胃腸障害,肝障害,ときに口内炎などである.また近年は免疫抑制剤として,自己免疫疾患などにも用いられる.
急性骨髄性白血病に対して最も有効な薬剤の1つで,プリン拮抗剤に属し細胞内でチオイノシン酸(thioinosinic acid)に合成されて,核酸合成阻害効果を示す.普通経口的に1日50-150mgを単独またはステロイドホルモンと併用して用いる.また多剤併用療法の1つの薬剤としても用いられる.副作用は骨髄抑制,胃腸障害,肝障害,ときに口内炎などである.また近年は免疫抑制剤として,自己免疫疾患などにも用いられる.
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