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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻11号

1972年11月発行

文献概要

特集 輸血業務と臨床検査 グラフ

順天堂冷凍血液センターオープン

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所属機関:

ページ範囲:P.1202 - P.1202

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 昨今の慢性的な血液不足の一因は保存血の有効期間が3週間と短いことにある.血液を−85℃あるいは−196℃で凍結すれば半永久的な保存が可能となり,稀有型の常時保存や自己輸血もできる.さらに解凍後の洗浄は肝炎防止のうえで最も効果的な方法であり,臨床上も種々の特徴がある.本センターでは冷凍血液と同時にその一環としての血液の成分輸血を一体化して行なうことを目的としている.血小板や白血球の凍結保存や液体窒素による保存も予定している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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