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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻12号

1972年11月発行

私のくふう

オートアナライザー用サンプル中のフィブリン塊除去法

著者: 内田敬嗣1

所属機関: 1国立名古屋病院研究検査科

ページ範囲:P.1426 - P.1426

文献概要

 オートアナライザーを操作している人なら,一度は経験したことがあるであろうサンプル中のフィブリン塊(カタマリとなっていれば肉眼的にも確認できるが,透明なゼリー状になっている場合が多いから始末が悪い)によるチューブのつまりを除去する目的でマッチの軸(または,つまようじ)を利用して効果を上げているので,ご披露したい.
 すなわち,図のように,サンプルカップに採取したサンプルの中を,マッチの軸で1-2度,静かにかき回してやると,フィブリン塊は軸に付着してくるからこれを除去できる.本くふうのミソは,乾燥したマッチの軸を用いることである.濡れているとフィブリン塊がくっついてこない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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