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私のくふう
オートアナライザー用サンプル中のフィブリン塊除去法
著者: 内田敬嗣1
所属機関: 1国立名古屋病院研究検査科
ページ範囲:P.1426 - P.1426
文献購入ページに移動 オートアナライザーを操作している人なら,一度は経験したことがあるであろうサンプル中のフィブリン塊(カタマリとなっていれば肉眼的にも確認できるが,透明なゼリー状になっている場合が多いから始末が悪い)によるチューブのつまりを除去する目的でマッチの軸(または,つまようじ)を利用して効果を上げているので,ご披露したい.
すなわち,図のように,サンプルカップに採取したサンプルの中を,マッチの軸で1-2度,静かにかき回してやると,フィブリン塊は軸に付着してくるからこれを除去できる.本くふうのミソは,乾燥したマッチの軸を用いることである.濡れているとフィブリン塊がくっついてこない.
すなわち,図のように,サンプルカップに採取したサンプルの中を,マッチの軸で1-2度,静かにかき回してやると,フィブリン塊は軸に付着してくるからこれを除去できる.本くふうのミソは,乾燥したマッチの軸を用いることである.濡れているとフィブリン塊がくっついてこない.
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