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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻12号

1972年11月発行

文献概要

検査室の用語事典・11

血液学的検査

著者: 寺田秀夫12

所属機関: 1聖路加国際病院内科 2臨床病理科

ページ範囲:P.1474 - P.1475

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72) Thrombocytopenic purpura;血小板減少性紫斑病
原因不明の特発性血小板滅少性紫斑病(ITP)と骨髄造血機能の低下に基づく骨髄巨核球の減少による続発性血小板減少性紫斑病に分類される.前者は自己免疫疾患とされ,骨髄巨核球は減少せず急性型は小児に,慢性型は思春期以後の女性に多く,ステロイド剤,代謝括抗剤,摘脾などが有効.後者は再生不良性貧血,白血病,抗癌剤の長期投与,放射線障害などの場合である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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