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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻12号

1972年11月発行

文献概要

Senior Course 病理

病理組織標本(3)—染色1

著者: 松岡規男1

所属機関: 1神奈川県立成人病センター病理

ページ範囲:P.1481 - P.1481

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 病理組織学的検索ではヘマトキシリン・エオジン染色が最もたいせつで,正しく染色されていれば,多くのものは診断がつけられるが,詳細な鑑別診断を要する場合には特殊染色もしばしば行なわれる.ワンギーソン染色,ワイゲルト弾性線維染色,エラスチカ・ワンギーソン染色,アザン染色,格子線維鍍銀法,脂肪染色,鉄染色,糖原染色,粘液染色,多糖類染色,線維素染色などは常に染色できる状態でなければならない染色法の最低限といえるものである.これらの染色はどのような病変組織に用いられるかを理解しておくことは必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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