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Senior Course 病理
病理組織標本(3)—染色1
著者: 松岡規男1
所属機関: 1神奈川県立成人病センター病理
ページ範囲:P.1481 - P.1481
文献購入ページに移動 病理組織学的検索ではヘマトキシリン・エオジン染色が最もたいせつで,正しく染色されていれば,多くのものは診断がつけられるが,詳細な鑑別診断を要する場合には特殊染色もしばしば行なわれる.ワンギーソン染色,ワイゲルト弾性線維染色,エラスチカ・ワンギーソン染色,アザン染色,格子線維鍍銀法,脂肪染色,鉄染色,糖原染色,粘液染色,多糖類染色,線維素染色などは常に染色できる状態でなければならない染色法の最低限といえるものである.これらの染色はどのような病変組織に用いられるかを理解しておくことは必要である.
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