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総説
臨床検査と医療過誤
著者: 北浜睦夫12
所属機関: 1東洋医大・法医学 2科学警察研究所法科学第1部
ページ範囲:P.146 - P.150
文献購入ページに移動 医療における医師の過失の有無をめぐって,医師側と患者側との間で争われるケースが,最近とみにふえてきた.このようなケースにおいて,医師側に明らかな過失があれば,医療過誤として法律上の責任を問われることになる.
しかしながら,診療の結果,病状の増悪や死に至ったということで,ただちにその法律上の責任が問われるものではない.すなわち悪い結果をもたらした原因が医師側の過失によると認められた場合にはじめてその過失の内容・程度に応じて責任が追求されるのである.
しかしながら,診療の結果,病状の増悪や死に至ったということで,ただちにその法律上の責任が問われるものではない.すなわち悪い結果をもたらした原因が医師側の過失によると認められた場合にはじめてその過失の内容・程度に応じて責任が追求されるのである.
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