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検査技師のための解剖図譜・2
心臓
著者: 三島好雄1
所属機関: 1東大第1外科
ページ範囲:P.212 - P.213
文献購入ページに移動心臓の律動は交感神経と迷走神経によって調節されており,刺激伝導系を介してこれらの神経線維からの刺激が一定のリズムをもって伝導されている.交感神経の刺激によってリズムは速くなって頻脈を呈し,迷走神経を刺激するとリズムは遅くなって徐脈となる.また心臓には自発的に運動する能力があるので,刺激伝導系のどこかに障害が起こった場合にはそれより末梢部の心筋は自動的に収縮するようになる.
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