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検体保存の可否について,ここでは問題を血液の臨床化学検査に限ることにする,採血したのち全血のまま放置すると,血漿化学成分は共存する細胞成分によって分解されたり,採取に伴う環境変化のための分解も起こる.石井によれば放置による血液成分の変化は,
(1)赤血球解糖作用によりブドウ糖が減少しこれに対応して乳酸,ピルビン酸が増加,pHおよびCO2張力に変化が起こる.
(1)赤血球解糖作用によりブドウ糖が減少しこれに対応して乳酸,ピルビン酸が増加,pHおよびCO2張力に変化が起こる.
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