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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻2号

1972年02月発行

文献概要

Senior Course 業務指導のポイント

検体保存の可否

著者: 荒木仁子1

所属機関: 1東京女医大・生化学

ページ範囲:P.225 - P.225

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 検体保存の可否について,ここでは問題を血液の臨床化学検査に限ることにする,採血したのち全血のまま放置すると,血漿化学成分は共存する細胞成分によって分解されたり,採取に伴う環境変化のための分解も起こる.石井によれば放置による血液成分の変化は,
(1)赤血球解糖作用によりブドウ糖が減少しこれに対応して乳酸,ピルビン酸が増加,pHおよびCO2張力に変化が起こる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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