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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻4号

1972年04月発行

文献概要

カラーグラフ

ヒストプラスマ症

著者: 今井三喜1

所属機関: 1東京女医大・病理

ページ範囲:P.344 - P.345

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ヒストプラスマ症は真菌の一種であるHistoplasma capsulatumの感染によって起こる疾患で,北米中東部に多く,わが国には本来ない疾患である.肺および所属リンパ節の初期変化群を作って治癒するものが多いが,肺に慢性浸潤や空洞を形成したり,皮膚・粘膜に潰瘍を作ったり,まれに致死的な全身感染症の形をとる.病原体はおもに細網内皮系の細胞内に見いだされる.写真は汎発性ヒストプラスマ症の剖検例から得たものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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