文献詳細
文献概要
ME機器の安全対策・4
保安対策からみた建物と電気施設
著者: 工藤金三郎1
所属機関: 1ME機器安全対策研究会
ページ範囲:P.384 - P.389
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建物はその中に多くの生命,財産をいれているので,地震,台風などの自然災害に対し十分な強度を有し,かつ防水性,耐火性などのほか,住みやすい性能を有することが必要なことはいうまでもなく,これに付帯して,給排水,冷暖房,換気,衛生,消防,電気などの諸設備も加わり,これらが建物を建設するときの基本条件である.この目的を達するためには建築基準法があり,これに基づいて設計・施工されることはいうまでもない.
さて保安対策は建築が完成した時点にはじまるのではあるが,わが国の病院建築には,経済的ならびに病院の保安対策に対する基本的な考え方にも種々の欠陥を内包し,外国の病院建築に比較するといろいろの弱味をもっている.したがって,おのおのの病院施設の弱点をよく理解し,統合的に保安態勢をたてることが必要である.
建物はその中に多くの生命,財産をいれているので,地震,台風などの自然災害に対し十分な強度を有し,かつ防水性,耐火性などのほか,住みやすい性能を有することが必要なことはいうまでもなく,これに付帯して,給排水,冷暖房,換気,衛生,消防,電気などの諸設備も加わり,これらが建物を建設するときの基本条件である.この目的を達するためには建築基準法があり,これに基づいて設計・施工されることはいうまでもない.
さて保安対策は建築が完成した時点にはじまるのではあるが,わが国の病院建築には,経済的ならびに病院の保安対策に対する基本的な考え方にも種々の欠陥を内包し,外国の病院建築に比較するといろいろの弱味をもっている.したがって,おのおのの病院施設の弱点をよく理解し,統合的に保安態勢をたてることが必要である.
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