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研究
ヒト補体第2成分定量法の検討
著者: 庄司景子1 伊藤忠一1
所属機関: 1東北大病院中央検査部
ページ範囲:P.405 - P.407
文献購入ページに移動 Borsosら,西岡ら,酒井の報告したC´2H63測定法に検討を加え,EAC´1,4作製にヒト全血清を用いることにより,これを簡単に臨床検査に導入しうることを明らかにした.この方法によるC´2H63の正常値は2327±455であり,肝硬変症では低値を,また閉塞性黄疸では高値を示した.C´2H63はC´H50,IA50などともに生体内抗原抗体反応,自己免疫機序の存在などをうかがい知るための臨床検査として,今後多用されるものと思われる.
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