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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻4号

1972年04月発行

文献概要

研究

Methampyron還元剤を用いる血清および尿無機リン酸の比色定量法

著者: 曾根淳1 斎藤和子1 福井巌1

所属機関: 1京府医大臨床検査部

ページ範囲:P.412 - P.414

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はじめに
 無機リン酸の定量法は,一般に酸性下でリンモリブデン酸を適当な還元剤でモリブデン青として比色する方法が用いられている.還元剤には現在までハイドロキノン1-3),1,2,4-アミノナフトールスルホン酸4),塩化第一スズ5,6),アミドール7),メトール8),アスコルビン酸9),硫酸第一鉄10),p-セミジン11),硫酸第一鉄アンモニウム12)などが用いられている.
 私どもは新還元剤としてMethampyron13)(sodium 1-phenyl-2,3-dimethyl-5-pyrazolone-4-methylami-nomethanesulfonate)を用いた無機リン酸比色定量法について検討したので,その結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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