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検査データの記録—サブノートの活用
著者: 星野辰夫1
所属機関: 1国立東京第一病院研究検査科
ページ範囲:P.449 - P.449
文献購入ページに移動 何かあると,そのことによりメモをとる.至極当然である.まして現代のように情報化時代ともなれば,手帳の1冊くらい持たない人はいまい.日常検査の中で,この手帳的役割を果たすのが表題の‘サブノート’である.このサブノートをいかにうまく使用するかによって,日常検査の流れは大きな影響をうけるものである.このサブノートも,そのセクションと施設規模によってその必要度は変わり,場合によっては能率上マイナスになるときもある.検査業務の中での記録は,必要欠くべからざるものにしても,それは1回でよく,習慣で何回も記録されているとしたら,それは時間の浪費である.
作業能率=作業量と人員のバランス+作業内容の質的点検
検査に必要な絶対時間(反応時間など)はあるにしても,その行程は1つでも少なく,合理化が望まれている現在,まして記録に多くの時間を費すなどは‘軒を貸して母屋をとられる’に等しい.したがってこのサブノートは記録をとるのみでなく,能率を高める道具でなければならない.これを部門別にみてみる.
作業能率=作業量と人員のバランス+作業内容の質的点検
検査に必要な絶対時間(反応時間など)はあるにしても,その行程は1つでも少なく,合理化が望まれている現在,まして記録に多くの時間を費すなどは‘軒を貸して母屋をとられる’に等しい.したがってこのサブノートは記録をとるのみでなく,能率を高める道具でなければならない.これを部門別にみてみる.
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