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技術解説
マイクロタイターによるウイルスの微量中和反応
著者: 赤尾頼幸1 志賀定祠1
所属機関: 1国立予防衛生研究所ウイルス中央検査部抗原抗血清室
ページ範囲:P.459 - P.470
文献購入ページに移動 マイクロタイター法は1954年にTakatsy1)らによって考案されたが,その後1962年にSever2)がこれを改良し紹介して以来,広くウイルスの血清学的検査に応用され,急速に普及した.
本法の利点は,(1)微量試料を用いて測定が可能であること,(2)従来の方法と比べて感度と精度に不都合がないこと,(3)操作が簡単で,特にダイリューターを用いて多数試料の希釈が同時にできること,(4)抗原や試薬が少量ですむので経済的であることなどがあげられる.
本法の利点は,(1)微量試料を用いて測定が可能であること,(2)従来の方法と比べて感度と精度に不都合がないこと,(3)操作が簡単で,特にダイリューターを用いて多数試料の希釈が同時にできること,(4)抗原や試薬が少量ですむので経済的であることなどがあげられる.
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