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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻5号

1972年05月発行

文献概要

新しい機器の紹介

臨床用クロライドカウンターによる体液クロール定量法

著者: 片柳典子1 水野映二1 中島徹2

所属機関: 1東京・虎の門病院臨床生化学検査部 2平沼産業本社・工場

ページ範囲:P.537 - P.540

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 調節ツマミと電解フローセル・システムをクロライドカウンターに導入し,実用的な装置に改良した.本法が,特に従来のSchales-Schales法に比較してすぐれている点は,次のとおりである.
(1)試料の色調に関係なく測定可能である.
(2)用手法でよく起こる終末点の個人差が解決され,測定値が客観的である.
(3)アルカリ性尿,着色,混濁試料においても,本法では前処理なく正確な定量が可能である.
(4)精密度,正確度が向上し,試料の微量化とともに,フローセルの導入により能率化することができた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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