文献詳細
文献概要
検査機器のメカニズム・7
眼振計とエレクトロレチノグラフ
著者: 瓜谷富三1
所属機関: 1東芝KK医用機器事業部
ページ範囲:P.786 - P.787
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眼振計は眼球運動記録装置の1つで,前庭器官を刺激したときに生じる眼振の記録に耳鼻科領域で使われるほか,眼球運動系・脳神経系の検査にも活用されている.
眼振計による眼球運動検出の方法は図1のとおりである.眼球には角膜網膜電位があって,目が動くと周囲の組織に電界変化を及ぼす.これを電極で検出するが,暗室内や閉眼中の眼振を取り出し,被検者に苦痛がないのが,この方法の特徴とされている.
眼振計は眼球運動記録装置の1つで,前庭器官を刺激したときに生じる眼振の記録に耳鼻科領域で使われるほか,眼球運動系・脳神経系の検査にも活用されている.
眼振計による眼球運動検出の方法は図1のとおりである.眼球には角膜網膜電位があって,目が動くと周囲の組織に電界変化を及ぼす.これを電極で検出するが,暗室内や閉眼中の眼振を取り出し,被検者に苦痛がないのが,この方法の特徴とされている.
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