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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻7号

1972年07月発行

文献概要

Senior Course 血液

巨核球

著者: 安永幸二郎1

所属機関: 1京大第1内科

ページ範囲:P.792 - P.792

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 巨核球が血小板の母細胞であることに異論はないが,巨核球から血小板が産生される様式に関してはなお十分には明らかではない.一般には巨核球細胞質で顆粒の集塊形成に続いて分界が行なわれ,血小板として分離するものと信じており,近時これを裏書きするような電顕像も報告されている.骨髄中の巨核球の状況を知ることは,血小板病態の診断や治療において重要な意味をもっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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