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雑誌詳細

文献概要

研究

パラフィン包埋装置についての検討TISSUE-TEK—包埋センター,TISSUE-TEK IIシステムについて

著者: 平山章1

所属機関: 1東京女医大中央検査科病理部

ページ範囲:P.881 - P.886

はじめに
 今日の臨床検査部門は昔日のそれに比べて器械化,自動化は著しく進み,目をみはるものがあり,果てはコンピュータ導入も現実の課題として取り上げられるに至っているが,その中で事病理検査部門になると,これまた対称的に遅れており,わずかに自動染色装置,自動脱水脱脂装置程度のものしか見いだせない.
 普通病理組織標本を作製するにあたって,最も手数のかかる仕事となっているものは,組織片の包埋とブロック付けおよび薄切であるが,これらは現在の段階では自動化は当分望めず,もっぱら人手をわずらわすことになっているのが実情である.

参考文献

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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