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雑誌詳細

文献概要

研究

尿培養法に関する2,3の検討

著者: 小林章男1 石川明2 田中仲1

所属機関: 1千葉大病院中央検査部 2千葉県対がん協会

ページ範囲:P.887 - P.890

 尿中菌数が105/ml以上あれば尿路感染症が疑われるという診断基準が確立されて以来,尿培養は非常に普及し,どこの検査室でも最も多い細菌検査と思われる.尿培養法は米国においてほとんど完全に確立された7)ように考えられるが,設備,人員の十分でない施設で実際に尿検体を扱う際,なお注意すべき点,許容しうる限界点など検討される必要があると考えられる.これらの問題点の理解によって尿検体の合理的検査法も進められると思われる.以下諸家の追試にもなるが,われわれの成績を報告する.

参考文献

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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