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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻8号

1972年08月発行

文献概要

グラフ

組織と病変の見方 肉眼像と組織像の対比—生殖器とその病変(1)

著者: 金子仁12

所属機関: 1日本医大 2老人病研究所基礎部

ページ範囲:P.903 - P.906

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生殖器の疾患を男性と女性に分けて見ると,女性器が大部分である.膣は別としても,子宮と卵巣にかなり重要な疾患が集中している.
子宮に最も多く見られる病変に子宮筋腫がある.これは良性非上皮腫瘍の代表である.組織学的に成熟した平滑筋線維が束状に交錯して走り,肉眼的に‘カラクサ模様’を示す.生前に発見されないだけで,剖検するとかなりな率に子宮筋腫がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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