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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻1号

1973年01月発行

文献概要

異常値の出た時・1【新連載】

総コレステロールの高い時低い時

著者: 降矢熒1

所属機関: 1東京女医大生化学

ページ範囲:P.50 - P.56

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 コレステロールは血液脂質の代表的構成成分として,最もしばしば実施される日常検査種目のひとつである.実際に測定して得られる血清コレステロール値には,性,年齢,地域ないし生活環境の差による変動を伴い,そのうえに測定法による値の差異も無視できない.それゆえ,臨床検査で得られた結果の解釈に際しては測定法の特異性を理解し,それぞれの測定法による正常値を知る必要がある.ここではまずコレステロール代謝における血清コレステロールの占める位置を簡単に述べ,臨床検査に用いられる主な測定法と該測定法による正常値,さらに異常値に遭遇した場合の対処,解釈につき記したいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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