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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻1号

1973年01月発行

文献概要

検査と主要疾患・1【新連載】

胃癌

著者: 畠山茂1

所属機関: 1横浜市大第2病理

ページ範囲:P.110 - P.111

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 癌の中でも,最も日本人に多い胃癌を選んだ.現今胃の検査法の主要なるものとして,X線,内視鏡(胃カメラ,ガストロファイバースコープ),胃生検,細胞診,胃液検査,糞便の潜血反応などがあげられる.
 胃腸の不定愁訴をもった癌年齢の患者が,実地医家を訪れた場合,最初に受ける検査は,おそらくX線検査と糞便の潜血反応であろう.あるいは直接専門病院でX線,内視鏡,胃生検といったコースをとりうる場合もある.内視鏡の技術が発達し,ファイバー・スコープによる胃生検が容易になったので,一時盛んに行なわれた胃細胞診は現在あまり行なわれなくなった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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