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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻1号

1973年01月発行

文献概要

Senior Course 細菌

緑膿菌の分離

著者: 五島瑳智子1

所属機関: 1東邦大微生物

ページ範囲:P.120 - P.120

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 近年グラム陰性杆菌感染症の増加に伴い,緑膿菌感染症も増加し,特に院内感染は問題視されている.一方,菌の重要な性状とされていたピオシアニン(Pyocyani-ne)という緑色色素を産生しない株,黒褐色のメラニン(Melanin)を産生する株,あるいはムコイド(mucoid)集落を示す株など,従来の緑膿菌の概念から,はみでるような株の分離報告が次々に現われるようになって,緑膿菌を直接の目標とする検索法を体系づけることが必要となってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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