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化学検査のうつりかわり・11
成長ホルモン
著者: 松崎宸1
所属機関: 1東大第3内科
ページ範囲:P.1500 - P.1506
文献購入ページに移動 内分泌学は基礎的な面においても,臨床的な面においてもまずホルモンの測定の上に成り立つものである.この意味において成長ホルモン(GH)の測定の歴史は,GHの生理的意義,病態生理の理解の歴史でもある.対象がGHというペプチドであり,筆者がPh.D.ではなくM.D.であるので,本文は本誌の読者には多少奇異に感じられる点があるのではないかと危惧している.ただ化学検査に全くのしろうとであるM.D.が臨床という立場から検査技術の推移を眺めた場合,こういう見方もあるということで,ものたりない面はお許しいただきたいと思う.
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