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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻4号

1973年04月発行

文献概要

技術解説

接写の技術

著者: 金上貞夫

所属機関:

ページ範囲:P.370 - P.379

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 一般に被写体にカメラを接近させて細かい部分まで鮮明に撮影する方法を接写という.どの程度の距離から近接すれば接写と呼べるかという明確な定義はないが,常識的には,カメラと被写体の距離が1m以内で撮影することと考えてよいと思う.
 現代の医学においては,写真の持つ役割は重要なものとなっている.それは単に記録や伝達の手段にとどまらず,写真を用いた診断法が広く行なわれるようになっている.これらの写真は特殊な装置を用いることもあるが,医学写真では接写や拡大撮影を行なうことが多いので,その最も利用率の多い接写と複写の基本的な知識と実際について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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