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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻4号

1973年04月発行

文献概要

化学検査のうつりかわり・4

総タンパク定量

著者: 井川幸雄1

所属機関: 1東京慈恵医大病院中検部

ページ範囲:P.414 - P.419

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はじめに
 タンパク質は非常に複雑で大きな分子なので,測定に利用しうる化学的あるいは物理化学的性質を多数もっている.たとえば,タンパク質は多種類のアミノ酸からできているので,それぞれのアミノ酸の示す呈色反応はタンパク質についてもみられることになるし,高分子物質のもつ種々の物理化学的性質の中には定量に使用できるものも多い.したがって多くの定量法があるが,まず最初に臨床検査として実用化された代表的な方法を列挙してみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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