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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻4号

1973年04月発行

文献概要

検査ノート

視覚誘発電位(VEP)記録の検討

著者: 江部充1 遠藤和彦1 石山陽事1 本間伊佐子1

所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査部

ページ範囲:P.422 - P.423

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 視覚誘発電位(Visual Evoked Potential;VEP)についてはまだ生理学的意味のわからない点も多々残されているが,臨床へのアプローチが多くの研究者によってなされ,すでに日常の検査に移行しようとしている1,2)
 ヒトのVEPを記録する場合,加算法が一般に行なわれており,それにはコンピューターが用いられている.VEPの波形はいろいろな記録条件によって変化を示すので,日常検査として記録を行なう場合にはその点の考慮がたいせつである.刺激光を頻回に一定間隔で与えてゆくと,いわゆる‘慣れ’の現象によって波形が変わってゆくので3),一般には閉眼状態で不規則に刺激を与える方法が行なわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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