icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻4号

1973年04月発行

文献概要

新しいキットの紹介

患者尿についての‘Uricult’ dip-slideの使用経験とその評価

著者: 小沢敦1 紺野新吉1

所属機関: 1国立東京第二病院細菌科

ページ範囲:P.424 - P.427

文献購入ページに移動
 尿路感染症における起炎菌の検索にあたって検体採取後可及的すみやかに検査を実施し,検査を実施するまでの時間の遅滞による尿中細菌の増殖を防ぐことが尿中細菌数の定量的評価の成績を正しく評価する上に,重要な要素の1つであることは言うまでもないことである.このような視点をふまえてGuttmannら1),Zollerら2)によって検討されている‘Uricult’のdip-slide systemを用いる尿中細菌の半定量法を,われわれが日常用いている尿定量培養法と比較検討したのでそれらの成績について考察を加えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?