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患者尿についての‘Uricult’ dip-slideの使用経験とその評価
著者: 小沢敦1 紺野新吉1
所属機関: 1国立東京第二病院細菌科
ページ範囲:P.424 - P.427
文献購入ページに移動 尿路感染症における起炎菌の検索にあたって検体採取後可及的すみやかに検査を実施し,検査を実施するまでの時間の遅滞による尿中細菌の増殖を防ぐことが尿中細菌数の定量的評価の成績を正しく評価する上に,重要な要素の1つであることは言うまでもないことである.このような視点をふまえてGuttmannら1),Zollerら2)によって検討されている‘Uricult’のdip-slide systemを用いる尿中細菌の半定量法を,われわれが日常用いている尿定量培養法と比較検討したのでそれらの成績について考察を加えたい.
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