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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻8号

1973年08月発行

文献概要

研究

Chromogenic法のアミラーゼ測定法におけるタンパクの影響

著者: 稲垣美津1 井口健次1 中根清司1 高阪彰1

所属機関: 1名大病院検査部臨床化学

ページ範囲:P.899 - P.901

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はじめに
 アミラーゼ測定法で近年Chromogenicな基質がCe-ska1,2),Babson3,4),Klein5,6)らによって合成されて以来,わが国でもこれらの測定法が広範囲に検討され,報告されてきた7-10)
 これらの報告の中で,血清アミラーゼ測定においては問題点も少なく,日常検査に適した方法と考える.しかし,われわれは,尿,唾液膵液などの測定に関してタンパクが大きな影響を与えることを見い出し,その対策と,注目すべき知見とをここで報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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