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試験管内単純拡散法(Oudin法)による免疫グロブリンの定量法
著者: 青木紀生12
所属機関: 1社会保険中京病院検査部 2日大臨床病理
ページ範囲:P.909 - P.913
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抗原あるいは抗体のどちらか一方,あるいは両者をカンテンゲル,デンプンゲル,セファデックスゲル,ポリアクリルアミドゲルなどの支持体内で拡散させ,沈降反応を観察する方法が免疫拡散法(immunodiffusion me-thod)である.この場合,支持体は均一な多孔を有し,しかもタンパクの吸着あるいはタンパクと反応を生じないものが良く,一般にカンテンゲルが用いられている.
カンテンゲルの中に一定力価の抗血清を含ませ,その中に抗原を拡散させる免疫拡散法には,試験管内で一次元の方向に拡散させる試験管内単純拡散法(Oudin法1))とゲル平板内で二次元の方向に拡散させる平板内単純拡散法(Mancini法2),Fahey法3))がある.
抗原あるいは抗体のどちらか一方,あるいは両者をカンテンゲル,デンプンゲル,セファデックスゲル,ポリアクリルアミドゲルなどの支持体内で拡散させ,沈降反応を観察する方法が免疫拡散法(immunodiffusion me-thod)である.この場合,支持体は均一な多孔を有し,しかもタンパクの吸着あるいはタンパクと反応を生じないものが良く,一般にカンテンゲルが用いられている.
カンテンゲルの中に一定力価の抗血清を含ませ,その中に抗原を拡散させる免疫拡散法には,試験管内で一次元の方向に拡散させる試験管内単純拡散法(Oudin法1))とゲル平板内で二次元の方向に拡散させる平板内単純拡散法(Mancini法2),Fahey法3))がある.
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