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研究
市販コレステロールキットの信頼性に関する検討
著者: 松永義朗1
所属機関: 1関東中央病院臨床検査科
ページ範囲:P.1003 - P.1006
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臨床検査の進歩と検査件数の増加に伴い,検査室作業の能率化の一助として,現在臨床化学検査のキット類が多数市販されるようになった.私達の検査室においても,数種の検査に市販キットを導入しているが,各メーカーからそれぞれ異なる原理のさまざまな製品が発表されており,選択に苦しむことが多い.
1965年Barnett1)は臨床化学検査の測定技術の検討法を設定し,その方法によって市販キツト類の信頼性を比較検討し1,2),製品によっていろいろな問題点のあることを明らかにした.私達もこれにならい,わが国で市販されているコレステロール測定用キット5種を選び,その精密度および正確度について比較検討を行なった.
臨床検査の進歩と検査件数の増加に伴い,検査室作業の能率化の一助として,現在臨床化学検査のキット類が多数市販されるようになった.私達の検査室においても,数種の検査に市販キットを導入しているが,各メーカーからそれぞれ異なる原理のさまざまな製品が発表されており,選択に苦しむことが多い.
1965年Barnett1)は臨床化学検査の測定技術の検討法を設定し,その方法によって市販キツト類の信頼性を比較検討し1,2),製品によっていろいろな問題点のあることを明らかにした.私達もこれにならい,わが国で市販されているコレステロール測定用キット5種を選び,その精密度および正確度について比較検討を行なった.
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