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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻9号

1973年09月発行

文献概要

組織と病変の見方—肉眼像と組織像の対比

造血器とその病変(1)

著者: 金子仁1

所属機関: 1日本医大老人病研究所基礎部

ページ範囲:P.1033 - P.1036

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造血器のおもなものは骨髄,脾,リンパ節である.今回は骨髄について述べる.骨髄疾患の内,最も主要な疾患は白血病である.白血病を大別すると骨髄性白血病とリンパ性白血病に分けられる.いずれも末梢血中の白血病が異常に増し,悪性腫瘍の一種といわれている.
骨髄から発生する腫瘍の代表的なものは骨髄腫(Myeloma)である.多数の骨に多発するので多発性骨髄腫の名がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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