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フィブリノゲンの免疫学的定量法
著者: 川越裕也1
所属機関: 1阪大・輸血部,中検
ページ範囲:P.1173 - P.1176
文献購入ページに移動 フィブリノゲンは分子量34.1万のタンパクであり,他の動物に注射することにより比較的容易に抗体を作らせることができる.こうして作られた抗フィブリノゲン血清は商品化され多数市場に出ている.抗フィブリノゲン血漿を使用してフィブリノゲンを定量することは他のタンパク体の検索と同様に行われ,ほとんどすべての血清学的方法によりなされ得るものである,紙面の関係上,ここでは沈降反応を利用した方法と凝集反応を利用した方法の二,三についてのみ紹介するに止める.
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