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ヘマトキシリン代用色素—ガレインとピロカテコール・バイオレット
著者: 山田喬1
所属機関: 1獨協医大・病理
ページ範囲:P.1177 - P.1178
文献購入ページに移動しかし,色素により染め出される核の形態は複雑であり,異なる染色機構を持つ色素によって染め出される核の形態は異なってくる.たとえば,チオニン系の色素であるメチレンブルーとアズールブルーよりなるギムザ染色により染め出される核の形態と,アルミニュウムとラックさせて染色機能が発揮されるヘマトキシリン(図1)により染め出される核の形態は異なる.
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