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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻11号

1974年11月発行

ひろば

緊急検査と今後

著者: 大竹敬二1

所属機関: 1法務省八王子医療刑務所医療部臨床検査室

ページ範囲:P.1198 - P.1198

文献概要

 昼夜緊急検査の提出件数増加に伴い,検査室側は頭の痛い難題続出で苦慮することが多くなった.平常勤務でかなり疲れている上に,休日夜間と30時間以上の勤務を連続して実施しなければならない一方,男性は年々淋しく,心労のために医療事故に巻き込まれないか心配でならない.
 技師が一度医療事故を起こすと生涯を捧に振る厳しい損害賠償が待っているし,最近の医療事故の判例からも求償権の行使は許されないとつれない解決をとりつつあるので,緊急時の医療事故は決して少なくないが,無理して危い夜の勤務をしたがらない技師の出現にも注目したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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