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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻11号

1974年11月発行

検査室の用語事典

常用病名

著者: 伊藤巌1

所属機関: 1東大・第2内科

ページ範囲:P.1241 - P.1241

文献概要

89)肺気腫;Pulmonary emphysema
空気の蓄積により肺が過度に拡張した状態をいう.臨床的に重要なのは慢性肺気腫で,多くは慢性気管支炎,気管支喘息に続発し,緩慢に進行する.診断にはX線所見,肺機能検査成績が重要である.換気機能低下のため低酸素血症を生じ,重症例では高炭酸ガス血症,呼吸性アシドーシス,肺性心をきたす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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