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院内感染源の検査法
著者: 金子有之1 大貫寿衛2
所属機関: 1済生会中央病院検査科細菌検査室 2済生会中央病院・内科
ページ範囲:P.1269 - P.1276
文献購入ページに移動院内感染の起因は,病原菌の付着している診療器具,あるいは医療薬品などで患者を治療する時に,病原菌を患者に,医療従事者が健康保菌者となり患者に接する,患者が細菌の付着している物に触れるなどの何らかの方法で患者が病原菌に接するところから始まる.病原菌保菌患者から医療器具,医薬品,医療従事者などを介して他の患者へ,また病原菌保菌患者から直接他の患者へと感染を起こしていく,このようにして院内感染は広がっていく.
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