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赤血球凝集反応によるα-フェトプロテイン測定法の検討
著者: 河合忠1 松田重三2
所属機関: 1自治医大臨床病理 2日大臨床病理
ページ範囲:P.1313 - P.1318
文献購入ページに移動胎児期に生理的に存在するα1-Fetoprotein (以下α-Fp)は生後間もなく消失し,以後健康人には証明されないが1),ある病的状態において再び出現することがわかってきた.
特にAbelev2)およびUrielら3)などによる広範な検索の結果,ヘパトーマ患者に高頻度に検出されることが報告され,α-Fpはヘパトーマに特異的な病的タンパクとして注目されるようになった.
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